2023年12月9日、大谷翔平が10年で総額7億ドル(約1014億円)の北米のプロスポーツで史上最高額契約でロサンゼルス・ドジャースに加入しました。
まさにスーパースター大谷翔平!
では、移籍したMLBロサンゼルス・ドジャースとはどんなチームで何がすごいのか?!
ロサンゼルス・ドジャースの魅力をご紹介していきます。
もくじ
大谷翔平が加入のドジャースとは『どんなチーム?』
ドジャースは、もともとニューヨークのブルックリン地区で1883年に創設されました。
ブルックリン地区の頃、ワールドシリーズに進出するも、なかなか優勝出来ませんでしたが、1958年にロサンゼルスへ移転後は、世界一を6度経験しています。
ナショナル・リーグでの優勝は24回、プレーオフ進出は35回とリーグトップの成績を残しています。
現在では、メジャーリーグのなかでも看板チームの1つになっており、まさに伝統ある強豪球団といえるのがロサンゼルス・ドジャースなのです。
【すごい5選】ドジャースは何がすごい?
ロサンゼルス・ドジャースは何がすごいのか?
2013年から11年連続でプレーオフに進出している強さがあり、地区優勝10回、リーグ優勝3回、そして2020年には世界一になっています。
その他に球団として5つのすごさがあります。
- 抜群の球団人気
- 層の厚い戦力
- 伝統ある投手王国
- 優秀なファームでの育成力
- 莫大な資金力
それでは、ドジャースの5つのすごさをご紹介していきます。
ドジャースの人気がすごい!
ロサンゼルス・ドジャースの人気の1つとして、観客動員数の規模がすごい!
2023年シーズンの観客動員数がメジャーリーグトップの約383万人になり、ダントツの数字を出しています。
また、世界的な経済誌であるフォーブスで『最も価値があるスポーツチームランキング』では、資産価値が25位の48億ドル(約6953億円)で、名門ニューヨーク・ヤンキースに次いでランクインしています。
ドジャースの戦力がすごい!
ドジャースは抜群の選手層がすごい!
- 走攻守全てがハイレベルの『ムッキー・ベッツ』
- MLBを代表する強打者の『フレディ・フリーマン』
- 攻守に活躍の4番打者の『ウィル・スミス』
- 内野の複数のポジションを守れる強打者『マックス・マンシー』
といった選手層の厚さに加え、2024年シーズンからは大谷翔平と山本由伸が加入して、さらに戦力が上がると見込めます。
また、2012年からは、NBAの元スター選手だったマジック・ジョンソンもいる現在のロサンゼルス・ドジャースのオーナーグループにより、ドジャースの強さは安定度が増しいます。
ドジャースの伝統的な『投手王国』がすごい!
ドジャースの伝統的な『投手王国』として、偉大な名投手が多く活躍してきました。
- 伝説の最強左腕の『サンディー・コーファックス』
- 強気のピッチングの『ドン・ドライスデール』
- メジャーリーグで通算324勝をマークした『ドン・サットン』
- 59イニング連続無失点記録の『オレル・ハーシュハイザー』
- 3度のサイ・ヤング賞に輝いた『クレイトン・カーショー』
また、トルネード投法で活躍した野茂英雄をはじめ、石井一久、黒田博樹など、多くの日本人投手も活躍してきました。
かつて、ドジャース史上最高の先発2枚看板であった『サンディー・コーファックス』と『ドン・ドライスデール』のように、2024年シーズンからは、新たに大谷翔平、山本由伸が『投手王国ドジャース』で活躍していきます。
ドジャースのファームでの育成力がすごい!
ドジャースはファーム組織の『充実度ランキング』でメジャーリーグ2位になるほどの実績があり、ファームでの突出した『育成力』で、一流選手を輩出してきました。
『育成力』が強い理由としては、ドジャースのファーム組織内のデータ分析部門が優秀であり、一流選手を作り上げているのです。
ファームで育成され、メジャーで活躍している選手としては、マックス・マンシーやクリス・テイラーなどがいます。
一流の優秀なデータ分析部門スタッフのおかげで、ドジャースは外部から一流選手を補強する悩みがなく、チームはトップクラスのレベルで試合に挑めるわけです。
ドジャースの資金力がすごい!
ドジャースの資金力がとんでもない!
エンゼルスからドジャースに移籍した大谷翔平とプロスポーツ史上最高額の10年総額7億ドル(約1015億円)の契約を結んでいます。
大谷翔平の平均年俸が7000万ドル(約101億5000万円)になり、この金額は下記球団よりも上回っています。
- オークランド・アスレチックスの5680万ドル(約82億3600万ドル)
- タンパベイ・レイズの7310万ドル(約105億9950万円)
- パイレーツの7320万ドル(106億1400万円)
巨額の移籍金で大谷翔平を獲得したドジャースですが、ワールドチャンピオンを2回達成すれば素晴らしい契約とも言われており、それほど大谷翔平への期待が大きいことが感じられます。
ドジャースの共同オーナーだったマッコート夫妻により、ドジャース球団の経営が悪化します。
2011年の11月に、フランク・マッコートがドジャースを売却することに同意。
翌年の2012年3月にグッゲンハイム・ベースボール・マネジメント(現オーナーグループ)がドジャースの所有権を買収し獲得します。
その後、ドジャースの経営を立て直しながら、多額の資金で選手補強をしていきました。
翌年2013年には、通信サービス運営会社の『タイム・ワーナー・ケーブル』との大型テレビ契約して、ドジャースに特化した新しい地域スポーツネットワークである『SportsNet LA』を創設して、テレビ放映の収入により、球団経営を回復していきました。
球団経営の立て直し回復のおかげで、ドジャース総年俸も2倍近くにアップ、チームを強豪球団へと復活させました。
ドジャースは『なぜ強いのか!?』
ドジャースのオーナーがグッゲンハイム・ベースボール・マネジメント(現オーナーグループ)になり、2013年に4年ぶりの地区優勝をします。
2014年、2015年も地区優勝を果たすもプレイオフでは敗退していました。
2015年のシーズンからドジャースの編成本部長の役職に、ウォール街出身のアンドリュー・フリードマンが就任することでドジャースは更に強くなっていきます。
他球団から選手獲得だけでは、その場しのぎの付け焼刃で継続的な強さは得られないと思い、ファーム組織での選手育成システムに力を入れていきました。
2013年から2019年まで、7年連続でナショナルリーグ西地区で優勝を果たしますが、ワールドチャンピオンまでは手が届きませんでした。
2020年に新型コロナウイルスの影響があり、メジャーリーグの開幕が遅れるなかで、1988年以来32年ぶりのワールドチャンピオンを手にしたのでした。
オーナーが変わり、球団経営が回復し、新戦力獲得、ファームシステムの改善などにより、ドジャースは真の常勝球団へ成長してきたのです。
さいごに
歴史ある名門ロサンゼルス・ドジャースの“すごさ”や“強さ”をご紹介してきました。
世界一有力候補でもある常勝球団ロサンゼルス・ドジャースの2024年シーズンは、二刀流・大谷翔平と日本のエース山本由伸が加入することでワールドチャンピオンになれるのか期待が高まります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また!